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旧内田信号場:JR九州 田川線 ※過去画像シリーズ

アシヲヂ / ashiwodi

旧内田信号場:JR九州 田川線 ※過去画像シリーズ 平成筑豊鉄道に移管されることなく廃止された信号場福岡県

【信号場の景】過去画像
今回は国鉄~JR九州田川線の旧内田信号場をご紹介します。内田信号場は現在は廃止されてしまっていますが、見学時には跡地や信号場本屋が残っていましたので紹介いたします。見学は2004年4月です。
1895/08/15に豊州鉄道が後の田川線となる行橋~伊田(現・田川伊田)間を開業。以降、九州鉄道~国鉄と継承され、田川線となりました。内田信号場は1954/04/20に、油須原~勾金間に設置されました。当時はまだ田川地区からの石炭や石灰石輸送が盛んだったころで、線路容量増大のために設置されたものと思われます。その後JR九州に引き継がれましたが、平成筑豊鉄道転換前日(1989/09/30)までの運用となり、廃止されました。
現役時の構内配線は単純な交換型です。しかし構内の有効長は389mと長く、長大な貨物列車が走っていたことを伺わせます。廃止後は信号場本屋側の1番線が残され、2番線は撤去されました。

信号場の形式:交換型
期間    :1954/04/20~1989/09/30