- 1.6kmの並走と立体交差による分岐 2023年3月見学山口県
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【分岐の景】 2023年3月見学
JR西日本 幡生駅は山陽本線の途中駅ですが、山陰本線が終点駅として同駅に乗り入れています。終点駅ではありますが、山陰本線列車は全て隣の下関駅まで直通運転されています。山陽本線と山陰本線は幡生駅で分岐し約1.6kmにわたって並走したのち、立体交差して分岐するという配線となっています。この並走区間は元々山陰本線の前身である長州鉄道が東下関~幡生~小串間を開通させた時のルートですが、山陽本線 長府~幡生間の経路を変更するにあたり、長州鉄道に寄り添うようなルートをとり現在に至ります。
幡生駅構内の配線は2面4線で外側2線が山陽本線、内側2線が山陰本線となっており、同じホームに両線同方向列車が発着するような配線となっています。山陽本線と山陰本線の分岐点・合流点は幡生駅下り方の分岐器で行われ、上り方での振り分けはありません。3番線(2番のりば)から上り方に出発できるようになっているようですが、出発信号機が3灯式なので恐らく上り山陽本線へのものだと思われます。山陰本線は、幡生駅上り方で単線となり山陽上下線の間を約1.6㎞並走し、山陽上り線と立体交差で分離しています。
分岐の形式 :事前分岐・並走型
構内配線の分類:方向別
※分岐駅の形態別分類 http://railscape.blue.coocan.jp/junction/junction-3.htm
鉄路ノ景/分岐の景 http://railscape.blue.coocan.jp/junction/junction-2.htm
鉄路ノ景 http://railscape.blue.coocan.jp/railscape_top.htm
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