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鞍手信号場:JR西日本 山陽新幹線 2023年10月見学

アシヲヂ / ashiwodi

保守基地への分岐のための信号場 新幹線は最高速度で通過福岡県

【信号場の景】2023年10月見学
鞍手信号場はJR西日本山陽新幹線の小倉~博多間のほぼ中間地点に位置する信号場で、1975/03/10の山陽新幹線博多開業とともに開設されました。隣接して鞍手保守基地が設置されており、その保守基地構内に出入りするための分岐点として信号場が設置されたものです。小倉~博多間は実距離55.1kmと駅間距離が長いため、保守間合い時間確保を目的に中間地点に設置されたものと思われます。新幹線保守基地への分岐のための類似する信号場として、東海道新幹線米原~京都間の栗東信号場があげられます。
構内の配線はシンプルで、上下の渡り線と分岐線により構成されています。分岐先の鞍手保守基地が電化されていないため、渡り線も分岐線も同様に電化されていません。分岐線上にはフェンスゲートが設置されており、新幹線の営業時間中は閉鎖されています。恐らく夜間の保守時間中に開放され、保守車両の出入りが行われているものと思われます。

信号場の形式:分岐型
期間    :1975/03/10~

※信号場の機能別分類
http://railscape.blue.coocan.jp/sss/sss-4.htm
※参照サイト「鉄路ノ景」
http://railscape.blue.coocan.jp/index.html